本当のことを知らないとある子のお母さんが「牛乳を飲ませないで下さい」と言われた。この子は卵アレルギーで、卵の調理法として 火をしっかり通さなければならないことはわかっていた。 しかし、牛乳はずっと飲ませてきた。 今になってどうして?? しかし、「病院でそう言われたから」とのこと。 ふぅん。。しばらく飲ませなかった。 さっちは、よく確かめもしないで飲ませなかった。 そうしたら、その子の口の周り、何かブツブツができてきた。 ビタミンB群が足りないと、口内炎などになりやすいという。 この子の家の冷蔵庫の中身を知っている。 牛乳などは入っていない。 ペットボトルに入っているのは「水」 この子にとって保育園での食がどれほど大切なものか。 だから、敢えてこの子には残さず食べてほしいと思ってきたのに。。 急いでお母さんに 「どうして牛乳がいけないのかわからないので、きちんと知りたいんですよ」 一緒に病院に付いて行きたいと申し出た。 そしたらお母さん、何だかんだと理由をつけて断るそぶり。。 「それなら病院の診断書をご提出下さいますか」 病院に行かれる日を調べて、その病院にもこっそり連絡をとった。 お母さんの性格も含め、電話でお医者さんと話した。 お医者さんは、名刺の裏にさっちへのお手紙を書いて持たせて下さった。 晴れて牛乳OKに。。良かった。 あの子が揺れないように、あの子にわからないように動いたつもりだけど あの子が大きくなったら、うまくいくかわからない。 いつまでも蓋をしておくことはできない。 その子と周りにどんな力を持たせたらいいんだろう。 この親子が地域の中で孤立しないように。。 色々ある。 それでも、このお母さんと育つ子なんだ。 ![]() してほしいことに気がつく 何でもないことのように あまりに自然で見落としそうになるけど そんな一つ一つに (どうしてだろう?)と思うことにする |